こんにちは温玉ねぎとろです。少し時間がたってしまいましたが、初めての夜スタートブルベとなったBRM608広島300kmブルベのライドレポートです。ブルベ出場4回連続の雨。しかも今回は過去1番の大雨を経験しました。雨乞いをした記憶はないのですが。
2024年度のブルベのライドレポートはこちら。
温玉ネギトロについて
- 自転車歴15年以上。
- 大学ではサイクリングサークルに所属。
- ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
- 最近はロングライドを中心に行う。
- 2023.2024ランドナーでSR獲得
- 2024RM1900完走
- ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
AJ広島 BRM608広島300km阿知須・益田・長門・仙崎
AJ広島主催の山口スタートブルベです。先日参加したBRM907と同じく阿知須スタートのブルベです。車で行くと便利です。周りの温泉等も充実しています。おすすめは宇部のカッタの湯。夜中2:00間で開いており、リラックスルームも完備。食事セットもあります。
コース
コースの概要
山口市きらら阿知須の道の駅から、山口市内を通って9号線ベースで、津和野。さらに益田まで走ります。益田からは海岸線沿いを萩、長門まで走行。長門からは美祢市を通って宇部を回って阿知須まで戻る300kmです。終わってからの感触としては萩から長門までの区間が意外と小刻みなアップダウンが多くきつかったです。
走行環境
天気:大雨 (一日雨量が50mmを超えていたよう。)
気温:最高気温30℃(6月9日お昼頃)
最低気温17℃
雨が激しすぎてサイコンの気温の写真を撮れませんでした。
所感
夕方18:00スタートということで初めての夜ブルベでしたが、18:00頃の出発直前に雨が降り始めました。(それまでは曇りでした。)夜間走行中もほとんどが大雨で、もはや泳いでいるレベル。道路は川のようになっていました。気温の低さも相まって止まってしまうと寒さが襲いかかってくるため、なるべく止らないようにして前に進みました。
自転車と装備
自転車は大学時代の先輩から譲ってもらったブルベ専用マシンGRAND BOISのランドナー(愛称:ブルランドナー)で走ります。
特徴としてはフロントは48-38-28のトリプル。フレームサイズがでかいのでエアロバーをつけることでリラックスポジションをとっています。
装備リスト
・フロントバック
・ライト
・サイコン
・サーモスFJF-580×2
保温と保冷両方対応の自転車用ボトルです。今回は暖かい飲み物を入れて体温保持のために使用していました。飲み物は深部体温の調整がしやすいので雨の日こそおすすめです。
- 予備バッテリー
- 工具類・空気入れ
- 予備チューブ
- 薬類
- スピーカー・熊鈴(スピーカーは眠気覚まし兼動物対策)
- 輪行袋ペコさん横型輪行袋
- ペコさんコンパクト短パン
- Columbia オムニテックウインドブレーカー
雨天対策
事前に雨が降ることは天気予報で確認をしていたので、以下の雨対策を行いました。基本的には以下のブルベと同じ対策を行っていました。
雨対策といっても大きくは身体・車体・装備の三点の対策になると思います。
身体は上記のColumbia オムニテックウインドブレーカーとワークマンゴムブーツを履いて対策を行いました。さすがに汗と雨でオムニテックも今回は濡れていましたが、体温の保持に早くだちました。また、ワークマンゴムブーツはさすがで、そこまでひどい浸水はしませんでした。また、フェンダーが跳ね返りの水など防いでいます。
車体 フルフェンダーで対策です。フェンダーがあることで装備や車体、身体のすべてにおいて跳ね返りの水を防いでいます。以外と上から降ってくる雨よりも下からの跳ね返りの水の方が濡れるので、雨の日はフェンダーをつけましょう。実は終わってからのメンテナンス時でもあるとないとで全然違います。
装備はフロントバッグの防水機能でフロントバッグ内は守られていました。さらにチャック付きの小さな袋で充電機器は保護しており、問題なしです。一方で、外につけているサイコンにはチャック付きの袋の裏に穴を開けて袋の中に収納する形で保護しました。今のところこれが最適解では?と思います。(E-trexは試験的にそのままでしたが、最後まで耐えました。)
他にいい方法があればコメント欄で教えてください。
服装
薄手の長袖サイクルジャケットとジャージの上から今回は常時オムニテックを着用していました。
ライドレポート※雨がきつすぎて写真をあまり撮れませんでした。
スタート
夕方18:00 道の駅きらら阿知須をスタートします。
スタート直前から雨が降ってたので防水対策のオムニテックを早速着ます。ここで着てからゴール直前までほぼ脱ぐことがなくなるとは思いませんでした。
フォトチェック1 21世紀の森峠ピーク
山口市内を雨の中通過し、今回の一番の峠を一気に駆け上がります。上りはゆっくりでも確実に進むので問題ありませんでしたが、雨が強すぎて写真が撮りにくく、苦労しました。
逆に下り坂ではきつい勾配の路面があるだけでなく、雨と暗さで視界が悪く非常に危険なダウンヒルでした。路面がウェットというか若干川のようにもなっており、そこら中にカエルが飛び出してきており、落車に注意しながら下っていきます。
景色が見えないので、一気に飛んでいきなり県境。ここまでは雨と暗さで何も見えないため、ただただ無心でこぎ続けていました。一度だけ途中のコンビニでお茶を買い、AJ広島の皆さんと談笑した以外はノンストップ。
県境を越えて島根県に入ってすぐの鳥居。あまりの存在感に雨の中撮影。撮れているのか。。?
やはりブルベにおいてはトンネルが正義ですね。暖かさもあり、雨をしのぐこともできます。
さらに飛んで、益田市のうどんの自販機に到着。スタッフの方が待って合図をくださったのでよってみました。せっかくなのでDXうどんを注文。この日ばかりは体が冷えていたので、本当に助かりました。
身体が温まるだけでなくスタッフの方と談笑もできて精神的にも一気に回復です。
PC1 ローソン益田高津店
— 温玉ねぎとろ@BRM1012近畿1000km徳島 (@negitrobicycle) June 8, 2024
PCで撮った雨の動画です。これくらいの雨か、さらに強い雨が繰り返し降り注ぎます。
PC1を通過してからは阿武町を通って萩、長門へと向かいます。例の誤振込の聖地巡礼もパシャリ。暗いのと雨がきついのとで他に写真を撮れないので頑張って撮影。
阿武町を通過して萩に到着してからは少し眠くなったので、コインランドリーで服を乾かしながら少し休憩。ここまでうどん以外ほとんど休憩をしなかったのでかなり前の方を走ってきましたが、ここで1時間ほど乾燥を待ちました。
雨のブルベではコインランドリーの乾燥をうまく取り入れることで休憩と服のリセットをすることができます。
朝方の5時くらいに萩を出発。ここからPC2の長門に向けて走ります。PC2までは小刻みなアップダウンと急カーブが多い裏道を通るような道で個人的にはかなりハードでした。
PC2にはほぼ最後尾で到着し、ゆっくりと美祢を経由してフォトチェック2に向かいます。
(ここでも写真がありません。。。雨過酷。。)
フォトチェック2 東行庵
フォトチェック2の東行庵。長門を出発してからは東行庵までまさかの向かい風。しかも登りと相まって、かなりきつい道のりでした。美祢を過ぎたあたりで少し雨がましになってきましたが、雨×向かい風×上りは相当ハードでかなり体力と時間を削られました。
フォトチェック3 きららビーチ焼き野 幸せの鐘
東行庵からは向かい風が続くも雨は止み、少し走りやすくなりました。結果として、ゴール間際の1時間半ほどだけ雨が止み、そこまでの走行時間はずっと雨という結果に。。なんでこんなに雨ばっかり降るんだ。
ゴール ローソン山口佐山店
きららビーチからはゆっくり直線で20km程度の道のりのため、雨もやみ問題なくゴールです。初めての夜スタートということで事前に昼寝をしておけばよかったのですが、うまくできなかったので、結果的に睡魔とも戦う羽目になりました。
今回の反省
走行的には当日できることをできる限りの対応をできたなと思います。写真をもっと撮らないと記事に書く際に苦労するということがわかりました。せめてPCの写真は撮ろう。。
夜スタートの場合は事前に仮眠ができればもっと走りやすいと思いますが、なかなか難しいですね。次回の反省としたいと思います。
温玉ネギトロ。
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