こんにちはネギトロです。今回は自転車年越し宗谷岬・厳冬期北海道旅で使用したシュラフ、Iska AirDright イスカ エアドライト860のレビュー記事になります。-25℃まで対応の極地・厳冬期での使用を想定したモデルですが絶対的な安心感と暖かさがありました。mont-bellやナンガのシュラフとの比較や、収納時に便利なコンプレッションバッグやドライバッグとの組み合わせについても考察していきます。
評価
温玉ねぎとろの簡単な経歴
自転車歴15年以上。
大学ではサイクリングサークルに所属。
ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
最近はロングライドを中心に行う。
ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
商品の特徴
早速ですが商品の特徴です。非常に暖かく、同価格帯のシュラフと比べてもコンパクトで耐寒性能も高いです。厳冬期北海道・年越し宗谷岬で−15℃程度で使用しましたが-15℃程度では何の問題もなく、快適に眠ることができました。
購入動機
厳冬期の北海道では−25℃前後まで気温が落ちることを想定しました。既に持っていた
ナンガのオーロラ650dxでは少し心許ないため、さらにハイスペックな寝袋の購入を検討。ナンガは既にAurora650dxを持っているため、今回はあえてISKA(イスカ)の製品を選んでみました。
また、下表にまとめていますが、同レベルの製品で比べたときに値段が低く、比較的コンパクトと要素的にも最大公約数を取っていたのでこの製品を選びました。
商品情報
重さ
重さ:公称1330g
収納サイズ
収納:公称φ21×37cm
見た目
紫をベースに、裏は濃い青色です。基本的に本モデルは一色展開のようです。
競合製品
mont-bell#0,ISKA Air810,Nanga Aurora light 900dx
などが競合製品として挙げられると思います。
同レベル製品の比較表
製品 | ISKA AIR DRYGHT860 | ISKA Air plus 810 | mont-bell シームレス ダウンハガー800 EXP. |
Nanga Aurora light 900dx |
定価 | 66,550円 | 71500円 | 74250円 | 71500円 |
収納サイズ | φ21×37cm | φ21×37cm | φ20×40cm | φ21 × 41cm |
重さ | 1,330g | 1,280g | 1397g | 1,400g |
公称気温帯 |
最低使用可能温度 -25℃ |
最低使用可能温度 -25℃ |
快適温度 -12℃ 使用可能温度 -20℃ |
快適使用温度 -10℃ 使用可能温度 -19℃ |
ダウン量 | 750FP | 800FP | 800FP | 900g |
また、シュラフの温度の考え方についてはこちらの記事を参照ください。
使用感
言うまでもなく暖かいです。性能には疑いはありません。冬の北海道で−16℃も体感しましたがまだまだ余裕があるといった感じでした。また結露についても寝袋自体にある程度撥水能力があるため、普通に使用する分には濡れるということはあまりありませんでした。本製品を使う状況下ではそもそも水分は凍ってしまうと思いますが。笑
個人的には-5℃くらいでも少し暑いかなと感じました。屋根があるところではテントを張らずに-6℃を体感しましたがちょうど良い印象です。さらに低い気温化で使用した際には本記事を更新していこうと思います。
また、パッキングについてはISKAのコンプレッションバッグMを使用するとちょうどよく収まります。そこからさらにAmazonで購入したドライバックに入れることで防水性能を確保していました。
パッキングについては日東b135のwidth420のハンドルを使用していますが、ブレーキングを邪魔することなくちょうど収まり、このスペックの寝袋にしてはコンパクトだなという印象です。
また、寝心地についても身長178センチでは窮屈さもなく問題なく使用できました。
まとめ
言うまでもなく素晴らしいシュラフです。同レベル帯のシュラフとしては各社のフラグシップモデルとなるため非常に層が厚いです。その中でも比較的値段が低く、かつコンパクト。一番コストパフォーマンスに優れているのが本製品ではないかと思い購入しました。
厳冬期の北海道でも問題なく使用でき、それどころか限界を感じることもありませんでした。-10度以下の環境でようやく本領が発揮できるような気がします。厳冬期の北海道や年越し宗谷岬に行かれる方にはぜひおすすめしたいシュラフです。
評価
評価
値段
(購入価格56382円)
総合満足度
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