こんにちはねぎとろです。今回は初めて自転車を購入した人や、初めて輪行する方に向けて輪行方法や輪行袋の種類を説明していこうと思います。
この記事を読めば初めての輪行でも、忘れた時にも見返して輪行することができる記事を目指して記述していきます。
この筆者の自転車遍歴について
- 自転車歴15年以上。
- 大学ではサイクリングサークルに所属。
- ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
- 最近はロングライドを中心に行う。
- ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
輪行袋種類
まず、輪行袋の種類についておさらいしておきます。自転車を始めてすぐの人は色々言葉を聞くと思いますが、縦型と横型だけ覚えて置けばとりあえず選ぶ際にはOKだと思います。
輪行袋の種類 縦型 横型 コクーン、ランドナー用(フォーク抜き)、折りたたみ用etc…
今回は普通のロードバイクを輪行する際に、一番邪魔にならない縦型の輪行方法について整理していきたいと思います。
今後他の輪行方法についても随時記事を書いていこうと思います。
主な縦型輪行袋
・OSTRICH L-100
・OSTRICH SL-100
・OSTRICHロード220,320
・TIOGA ロードポットなどがよく見かける輪行袋です。
ちなみに私はOSTRICH L-100 ,SL-100 ロード320を持っています。参考↓
輪行に必要なもの
まず始めに用意するものについてまとめます。
用意する物
- 縦型輪行袋
- エンド金具 (エンド金具のクイックリリースは荷物になるのでリヤホイールから抜いて使用)
- 肩掛け紐
- 軍手(ビニール手袋等なんでも良い)
- 結束紐(3本)
- スプロケ保護カバー(あれば)
スプロケ保護カバーはあったほうが良いですが、私は基本的に使わないです。(ビニール袋等でカバー、つかわないときも多い。)
具体的な輪行方法(縦型)
*あくまで、基本的な輪行方法について筆者は自学しましたが、自分流にアレンジしているところもあります。絶対に正解という方法はないので自分にあったスタイルを確立するための参考としてお読みください。また筆者はリムブレーキの自転車で解説しています。
チェーンをフロントはアウターリヤはトップの位置に変速しておきます。
簡単に言い換えると前のギヤと後ろのギヤ、共に一番外側に来るようにしておきます。。
ブレーキの開放を行います。
カンパニョーロはレバーの手元に、シマノはブレーキのワイヤーを固定する部分に機構があります。。
自転車をハンドルとサドルが地面に来るように逆さにします。
この時、サドルやバーテープ・ブレーキレバーが汚れるので、嫌な方はなにか敷いて置くと良いでしょう。
逆さにした自転車からクイックリリースレバーを引き、フロントホイールを外します。
このとき前後のブレーキの解放をしていないととタイヤにブレーキシューが引っかかりロックされるので注意。
リアのホイールを外します。
リヤホイールを外す際はリアディレイラーを手に持ち、引きながらホイールを外すとキレイに取り外せます。
リヤホイールからクイックリリースレバーを取外します。
この際注意が必要で下記写真のようにスプリングの小さくなる方を両端ともに内側に来る状態で取り外しておいてください。
スプリングは最悪紛失してもなんとかなりますが、内側にスプリングの大きくなる方をつけると、フレームの間に噛み、走行中にホイールが脱落することがあるので注意が必要です。
エンド金具を組み立てます。
クイックリリースレバーをコの字の金具に通し、コの字の金具の間に細い筒を通して、コの字の金具の反対側から出すという形で完成です。これが自転車を輪行袋に収納する際に地面に接する部分になります。
肩紐ベルトの片方の端をこのようにバックルを通して、輪っかを作っておきます。
この輪っかは一度作っておくと、以後使い回せるので崩さないでおくと時短です。
もう片側はこの時点では何もしなくてOKです。上手くいくと下記のようになっているはずです。
この状態が基本の状態となります。
次に下記の写真のようにチェーンリングとは逆の方からBB(フレームのクランクを取り付けている一番底の部分)に先ほど作っておいた輪っかをひっかけます。
輪っかを通し終えたらこの段階でフレームを保護するものがある場合は取り付けておきます。
フレームにホイールを固定していきます。
最終的には下記の要領で赤い丸のあたりを三点固定していきます。
下記の写真は敢えて緩んだ写真を載せていますが、このような状態だと緩んでほどけてくるのでしっかりと縛りましょう。
横から見た写真になります。ここも上記と同じ要領です。
固定するときは特にコツ等はないですが、下記の写真のようにワイヤーを挟んでしまわないようにしましょう。ゆるみの原因になります。
ここまで来るとほぼ完了です。あとは輪行袋を開き指示に従いながら中にフレームとホイールを結合したまま下から入れます。この時、BB下に引っ掛けた肩掛け紐を輪行袋の横穴から出します。
輪行袋の横から出した肩掛け紐は輪行袋の一番上の部分からフレームのヘッドチューブに輪っかを作った時と同じ要領で固定します。
(下記のハンドルやステムの下の部分)要はストラップを用いて紐の摩擦力で固定しているのですね。
お疲れさまでした。完了です。基本的にはハンドルなどがしっかりと輪行袋に隠れるように収納しましょう。(はみ出ているのは鉄道各社の規定にもよりますが注意されることがあります。)
慣れると5分と掛からずに輪行することが出来ます。今回はフレームの保護に関してはあまり触れませんでしたが、カーボンなどはしっかりと保護をして傷から守りましょう。
何度も輪行を行うことで自分に合った輪行のスタイルを身に着けてください!!
Author
このブログの筆者について
主に自転車関連のガジェットとツーリング記、およびロングライドやブルベについて投稿します。
自転車歴15年以上。
大学ではサイクリングサークルに所属。
ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
最近はロングライドを中心に行う。
ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味
コメント