こんにちはネギトロです。今回はバイクパッキング装備でキャンプをしながら高知県の四万十を旅した旅行記です。久しぶりの春の自転車旅になります。
旅のきっかけ
旅のきっかけ、目的地を定める時は感覚に頼ることが多いです。「なんとなくここに行きたい」や「そういえばあそこ行ったことないな」のような感じです。でも今回は少し違います。
そもそもの旅のきっかけは祖父が「癌」を宣告されたことでした。しかも余命「半年〜持って一年」というおまけ付き。幼い頃から祖父母の元に預けられて育っていただけでなく、ここ数年も祖父母にはお世話になっていました。
そこからどうしてタイトルの四万十に繋がるのかという話ですが、それは祖父の一言でした。「死んだ父(祖父の、つまり私の曽祖父)は高知のクボカワに昔住んでいたらしい。死ぬ前にその景色を見てみたい。」クボカワってどこだろうと思い、調べてみると現在の四万十町の街の中心がクボカワ→窪川ということがすぐにわかりました。
温玉ネギトロは八十八ケ所巡礼を高校生の時に結願しているので土地勘があったのも理由の一つです。(時間がある時に昔の写真を引っ張り出して、それも記事にしたいですね笑)
よし、わかった連れて行ってやろうと思い、計画を建てて準備をしていました。
しかし、出発の3日前になり祖父から体調が悪く、外に出れないと突然連絡が。ある意味自分の頭の中で整理ができていたのか、すぐに考えはまとまり、「なら自分が写真を撮りにいくか、当時の足跡を辿るなら自転車がいいな。」と切り替えていた自分に今思えば驚きます。
準備は出発前日の夜に始まります、元々祖父を連れていく際にはホテルに泊まる予定をしていたのですが、「どうせならキャンプも交えた方がより空気感が掴めるだろう。」と思い、気がつくといつものスタイルです。(笑)
自転車で旅をして、写真を撮って、キャンプをする。今までやってきた当たり前を人の為に役立てられることに喜びすら感じていました。
というわけで、自分のルーツを求めて。四万十にいこう。思い立ち編です。次は実際の旅記事が始まるのでぜひ読んでください。
旅の装備記事はこちら。
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温玉ねぎとろの簡単な経歴
自転車歴15年以上。
大学ではサイクリングサークルに所属。
ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
最近はロングライドを中心に行う。
ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
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