温玉ネギトロです。3月に参加した雨のブルベについて装備記事を作っていなかったので今回振り返ることにしました。雨の装備について記載しているので失敗も含めて参考になれば嬉しいです。
温玉ネギトロについて
- 自転車歴15年以上。
- 大学ではサイクリングサークルに所属。
- ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
- 最近はロングライドを中心に行う。
- 2023年ランドナーで初SR獲得
- ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
- 2024年厳冬期北海道を縦断・RM1900km完走
参加理由
昨年度は5月からブルベに参加をし始めたということもあり、焦りながら日程調整を行っていました。また、最近わかってきたのですが私は暑さに弱く、寒さに強い(パフォーマンスが落ちない)ので暑くなる前に今年はSRを取り切ろうという作戦です。早速3月に600kmが開催されるとのことでエントリーしました。長い距離ほど暑くなる前に走らねば。。。
コース
コースとしては勝手知ったる鞆の浦・しまなみ海道、江田島・倉橋島、そして今回初めてのとびしま海道を巡るルートです。3月は下旬、うまく行けば桜でも見ながら春先の瀬戸内海を楽しめる最高なルートかも!と意気揚々にエントリーしていましたが。。。。
当日の気候・環境
開催一週間前から雨予報です。
気温:4℃~11℃
天気:大雨 or 小雨時々曇り
(23日の夜中の数時間と24日の数時間だけ曇りになりましたが基本的には雨でした。)
雨量:0.1mm~5mm 結構強く雨が降る時間もあり、道路が川のようになる場面もしばしばありました。
自転車と装備
今回も大学時代の先輩から譲ってもらったGRAND BOISのランドナー(愛称:ブルランドナー)で走ります。ブレーキはVブレーキシューをベースとしているカンチブレーキを使用しており、余っているvブレーキシューを使用しましたが、雨ですぐに無くなってしまい、合計で2セット交換する羽目となりました。安物買いの銭失い。。。この経験からロード用のシューが使える舟を購入し、BBBウルトラストップを買うようになりました。
装備リスト
ライトについては基本的にはvolt800とRN1500をメインで使い、AMPP300は予備というイメージです。テールライトは今回雨天ということもあり、三灯とも積極的に使用しました。40時間の間ほとんど雨に打たれることとなりましたが、ライト・テールライトともに故障はありませんでした。さすがCATEYEです。
個人的にはO-lightはローモードでも明るいため結構気に入っています。セールのときであれば値段も6000円台で購入できるため非常にコスパがいいと思います。
Bryton rider 420については主に走行距離の管理と速度、気温を表示しています。今回は一応ジップロックに穴を開けてカバーをして走行しました。GarminEdge1030はいつもと同じくナビとしての役目に集中してもらいます。
ボトル
サーモス FJF-580保温と保冷の両方可能な水筒です。この時期の雨は冷たいので温かい飲み物をいれることで内側から温めていました。
フロントバッグ収納装備
フロントバッグ tadequi Cunningham Dyneema composite Fabric 5.00z Hybrid
フロントバッグについてはTadequiさんの Cunninghamをこのとき実践初投入。大雨の中でも長時間の雨の中でも浸水することなく使用することができました。コンパクトで非常に便利です。
バッテリーについてはもっと最適解があるような気もしています。もし、もっとコンパクトなバッテリーをご存じの方がいたらコメントやTwitterで教えていただけますと非常に助かります。
輪行袋
- PECOさん製輪行袋
- PECOさん製自転車靴下
今回は輪行袋と自転車靴下は使用しませんでした。なるべく使わないに越したことはないですね。輪行袋はお守りです。
服装
レインウェアはColumbiaのアウトレットで購入したOmni-techジャケット。早くGORE-TEXを購入したいなと思いながらも、非常に防水性能が高く使い慣れているので使用しています。5000円で購入したんですけどね、、意外とコンパクトで便利なんです。
ウェアについては春夏秋冬問わず、長袖メッシュジャージです。気温の調整はインナーで行います。今回は汗が蒸れてしんどかったので薄手を持っていけばよかったと思います。
サドルバッグ
サドルバッグというかmont-bellのGORE-TEXのスタッフバッグに収納。(ちょうどいいサドルバッグがなかったため。)
雨で体感温度が下がったり、気温ももっと山間部では落ちるかもと思い、オーバースペックの極厚手を準備しました。実際には中厚手でも暑かったので使うことはなかったです。上記の着替えについてはホテルでの睡眠時に眠る際に使用しました。
今回の走行と過去の走行の記録から大体の温度帯での快適な服装が見えてきました。やはり厚手は結構暑く、中厚手でも5℃前後の仕様がベストだと今回学びました。この経験を活かしてRM1900kmの装備をチョイスしました。2月の200km雨ブルベについても記事を書いておかないと。。
装備の所感
今回の装備面での失敗はインナーが暑すぎた点です。
途中から感じていましたが外からの雨ではなく、インナーの厚さから汗を書いて濡れていると感じました。別記事で記載予定ですが2月頭に参加した200kmブルベでは気温0度前後の雨だったため今回の装備でちょうどよかったですが、5度~10度では今回の装備では暑すぎるという知見を得ました。
逆に今回ブルベ初導入のtadequi さんのフロントバッグ Cunninghamはコンパクトで軽量ながらもしっかりと今回の雨を弾ききり狙い通りの性能を発揮してくれました。コンパクトながらも基本的な装備はしっかりと入るためこれからもブルベで大活躍すると思います。詳細なインプレ記事はまた別途作成予定です。
また、私は雨天の際にはフラットペダルを使用し、ワークマンのゴムブーツで走行しています。とても安価で手に入りやすく、雨天時の走行でもほとんど浸水することがありませんでした。ビンディングの恩恵は受けられませんが、あえて防水に振り切ることも作戦なのかなと考えています。(長時間濡れた靴を履き続けるのは身体的にも精神的にもしんどいですからね、、、)
今回の雨600kmブルベの経験と装備の選定がRM427東京1900kmの装備選定の際に大いに役に立ちました。雨天走行はしんどさも倍増しますが完走時の達成感もひとしおです。
今回の記事を役立てて雨の走行にもトライしてみてください。
温玉ねぎとろ
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