どうもネギトロです。
自転車を始めるに当たって、忘れがちだが重要になってくるのが輪行袋。予想外のメカトラや遠方へ向かう際に電車や車、はたまた飛行機に自転車を乗せることができるなど旅に自由度をもたらしてくれる。
今回は輪行袋界の金字塔ともいえるオーストリッチの輪行袋を比較する。これから輪行袋を買う人やロードバイク、クロスバイク初心者の方は参考にしていただけると幸いだ!!
この執筆者の自転車遍歴について。
- 自転車歴15年以上。
- 大学ではサイクリングサークルに所属。
- 自転車で海外10カ国以上来訪
- 最近はロングライドを中心にヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
そもそも輪行袋とは
「そもそも輪行袋とはなんぞや。」という人もいるかもしれないので簡潔に説明すると、自転車を入れる袋だ。自転車を袋に入れて電車で運んだりする。
クロスバイクやロードバイクを購入して間もない人は「え、そんなことできるの?」と思う方も多いかもしれないが、意外と簡単に持ち込むことができる。
以下にJR東海の規定が記されているURLを添付しておくので参考にしていただきたい。
とにかく、いわゆる縦型の輪行袋(両輪を外し、サドルとRD側が下に来て自立する輪行袋、ここで紹介する輪行袋は縦型)であれば基準はクリアしている。
各私鉄などによって細かい規定の差はあると思うが、大枠でいうと 縦型の輪行袋を購入しておくと問題ない。(実際の利用時は各自で確認を。)
自転車を電車に乗せることで不足のメカトラ時の保険として、そして自転車で遠くへ行ってツーリングをする際に威力を発揮する。
ロード320vsSL-100徹底比較
それでは具体的な比較を行うので以下の表を参照いただきたい。
輪行袋 | ロード320 | SL-100 |
値段 | 約5700円(エンド金具含む) | 約6700円(エンド金具別) |
重さ | 770g | 310g |
製品サイズ | 1070mm×830mm×200mm | 1100mm×950mm×250mm |
収納サイズ | 33.7 x 14.5 x 10.8 cm | 28.1 x 22.9 x 8.2 cm |
付属品 | リア用エンド金具付き | エンド金具別売り |
分厚さ | 分厚い | 薄い |
その他 | フレームとホイールの仕切り有り | なし |
感想
自転車でツーリングを長年行ってきた経験から、輪行袋を考える上で大事なポイントはやはり重さと収納サイズであると考える。
上記の表を参考にして ロード320 と SL-100 の間に2倍近くの重さに差があるというのは大きなポイントであると思う。やはりロードバイクやクロスバイクに乗る上で少しでも軽くするというのは非常に大事なポイントだ。
次に 収納サイズに関してだが、以下が私の ロード320 と SL-100 、そしてボトルを並べてみた写真となる。
SL-100とボトルを並べてみてほとんど同じサイズであると実感できると思う。実際に自転車のボトルケージにもSL-100であれば入る。
対して、ロード320はボトルケージに入らない。もっというとトピークの6Lサドルバッグを半分埋めてしまうほどのサイズとなっており、非常にかさばる。
ロード320と SL-100では生地の薄さに差はあるが、私は長い目で見て輪行をたくさん行うのであれば輪講の経験値も蓄積されると思うのでSL-100 でよいのではないかと思う。
結論
筆者としては SL-100の方が良いと思う。たしかに買ってすぐに輪行を行うことは難しいが、重さと携行性は初心者なら尚更意識しておいた方が、楽なライドにつながると思う。今後バイクパッキングやキャンプをするようなライドを想定しているのであれば荷物の収納と空間との戦いなので SL-100 の携行性は非常に大きな味方となるだろう。
ネギトロ
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