評価
こんにちはネギトロです。今回は革サドルでBrooksと並んで有名な、SELLE ANATOMICA (セラアナトミカ) X1 Water Shedを購入して2ヶ月ほど使用したので
レビューを行います。
購入動機
Cannondale R600を譲っていただいた時に、前オーナーさんが使用していたスパイダーサドルを使用していると、尿道が痛くなることがありました。
馴染みの自転車屋さんに相談し、自分の長期でのツーリングスタイルやロングライドという乗り方を鑑みると、革サドルでかつ穴あきが良いと教えていただいたので今回本商品を購入するに至りました。
製品について
Sella Anatomicaはアメリカ唯一の革サドルメーカーで、ロングライドを中心に活躍したトム・ミルトン氏によって開発されました。特徴となるのはサドル中央部に大きく開いた穴(The Slot)です。
ロングライドや長距離ツーリングの際に接地面である臀部の負担を和らげる構造となっている。また、体重によってモデルが別れており、
Hシリーズ 113kgまで
Xシリーズ 86kgまで
Tシリーズ 54kgまで
に分かれており、サドルは一つ一つハンドメイドで製作されています。
ファーストインプレッション
値段、重さ、サイズ感
値段は20226円で購入。重さは実寸518g。サイズ感はほかのサドルと同じだが、BROOKSの革サドルなどと比べるとかなり革自体は薄く感じます。
見た目
私は今回色はブラックを選びました。ブラックのほかにもヴィンテージやホワイトなどのカラーバリエーションがあります。革にコーティングがされており、クロモリ車に似合いそうだなという印象を受けました。
使用後の感想・使用歴
2022年6月より 2ヶ月 800km程度。
800km程度ツーリングをメインに使用してみて、今回本製品を購入するに至った、尿道の痛みは改善することができました。私はランドナーにグランコンペ製の革サドルをつけて使用しているのですが、革の使用感としては長年使用した革サドルに近い状態を初めから味わうことができるサドルだなと感じました。
実際このサドルの上では私はレーシングパンツに頼ることなく、100km以上走ることもできました。もっと自分の臀部に馴染めばさらに快適度は上がるのかなと思います。
まとめ
値段は20000円以上と高額だが、その分安定した乗り心地を体感することができました。一度入るとなかなか抜け出せないサドル沼に沈んでいく前に一発で相棒となるサドルを見つけることができて非常に満足しています。
重量が重いということもあり、ロングライドやツーリングをメインで使用しヒルクライムレースなどでは別の軽量サドルを使用すると、いい具合に棲み分けができてよいと考えています。後は自分の形にゆっくりとなじませていきたいです。
評価
評価
値段
(購入価格 22000円 に対して)
総合満足度
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