評価
こんにちは。温玉ネギトロです。防寒テムレス02winterを購入して1年以上使用してみました。本製品を使用して、年越し宗谷岬などの低気温でのサイクリングや雪中でのキャンプで使用してみましたので、自転車との親和性や組み合わせについて考察していきます。
温玉ねぎとろの簡単な経歴
自転車歴15年以上。
大学ではサイクリングサークルに所属。
ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
最近はロングライドを中心に行う。
ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
購入動機
冬用のグローブを探している際に耐寒性の高さと値段の低さで話題になっているのを知り購入しました。冬山登山でも使用されている記事を読んだだめ、気温帯として-10度以下の環境を想定して購入しました。また、重ね着用もできるように一応LLサイズを選択しています。
TEMRES 02winterのスペック
外回りはナイロンとポリウレタン、内側はポリエステルと天然ゴムで構成されたグローブです。防寒テムレスという元々は冬期など寒い時期に現場や漁師さんなどに愛用されていたグローブを改良した製品の用です。色やデザインが気にならないのであれば防寒テムレスの方が値段も安いため選択肢に入ると思います。防寒テムレスをアウトドア仕様に改良したものが01winter、それをさらにドローコードやバックルなどをつけたものが02winterです。
私は雪や雨が入ってくるのが嫌なのでドローコード付きを選択しました。
02winterのサイズ展開はM、L、LL、3Lが展開されています。
見た目
黒色のゴム質のグローブです。デザインというよりは性能に期待しています。防寒テムレスにもデフォルトでこの色があればいいんですが。。。
使用後の感想
使用歴
2022年の11月に購入し、1年以上使用しました。
使用気温帯
+5℃~-16℃の間で使用しました。
一番多いのは0℃前後での使用です。晴れ、雨、雪などあらゆる環境で使用してみました。
また、2023年~2024年にかけての年越し宗谷岬でメインのグローブとして活用しました。気温帯としては0℃~-16℃程度です。
キャンプ・野宿での使用
2023年2月には積雪状態のキャンプ場で気温は+5℃~-7℃の環境で使用。風はほぼ無風だったため、本製品を使用していた場合は体感温度もそこまで変わらないのかなという印象です。防寒テムレス02winterを着用した状態でキャンプでの設営等をおこなってみたのでその感覚値についてまとめていこうと思います。
テントの設営
私はアライテントエアライズ2×冬用外張りを使用していたのですが、設営に関してはポールを挿入、ペグ打ち等問題なく行うことができました。
お箸は持ちにくいという点は課題かなと思いました(笑)私は今回はテントの外で食事をしていたので、食事中もお箸を持とうとすると食べ物をつかめませんでした。
結局、本製品を外して食事をする羽目になりました。低温下で使用する場合はインナーを活用するなどして、スマホやお箸を持つ際は本製品は外してインナーで対応するなど工夫が必要です。
冬の雨天ブルベでの使用
2024年2月に参加した200kmブルベでは150kmを超えたあたりから雨とみぞれに打たれました。気温0℃前後の中、雨に打たれましたが基本的には問題なく使用でき、最後まで浸水することなく、手が冷えることもありませんでした。
感想
初めて使用してみた感想としてはまず、適正温度としては0℃以下だと感じました。+5℃は言わずもがな登りなどでは0℃でも汗をかいてしまいます。-5℃以下の環境でも登りだと私は汗をかいてしまっていたので体温調節は課題なのかなと思います。(さすがに脱ぐと寒いので)
逆に下りや平地で-8℃などの環境でも時折冷たさは感ましたが、寒くはなかったです。厳冬期の北海道を走行した際は-16℃前後の環境でも本製品のみで走行できました。
このグローブの評価の高い点はゴムの感覚が柔らかいのでブレーキングや変速もしやすい点です。実際走行中のブレーキングで使いにくいと思ったことは今のところありません。
上記でも記載していますがグローブ内の湿気、汗に関しては注意が必要だと感じています。実際寒くはないといいつつもやはり発汗した後の湿気では明らかに熱を奪われており、冷たく感じることがありました。ドローコードがあるためうまく使えば袖口の方からの流水は防ぐことができると思いますが、汗に関しては対策が必要という印象です。長期のツーリングなどで使用する際はインナー手袋を用意して汗を書いた際はインナー手袋に吸わせるという方法が一番現実的で効果的だと思います。
また、冬の北海道を走行していて-11℃前後からゴムがパリパリと動きが鈍くなっていました。低気温でゴムが硬質化するとは聞いたことがありましたが、実際にパリパリと感じたときは驚きました。厳冬期の北海道に行かれる方は本製品でも十分通用することは間違いないのですが、ゴムの硬質化についても注意が必要だと思います。
評価
評価
値段
(購入価格 3599円 に対して)
総合満足度
参考文献
コメント