評価
こんにちは温玉ネギトロです。今回は私が普段愛用しているアライテント(ARAI TENT)エアライズ2についてレビューしていこうと思います。自転車旅・キャンプツーリングとエアライズ2の親和性、インプレについて細かく紹介していきます。
温玉ねぎとろの簡単な経歴
自転車歴15年以上。
大学ではサイクリングサークルに所属。
ソロで自転車海外10カ国以上来訪。
最近はロングライドを中心に行う。
ヴィンテージ自転車のレストアなどが趣味。
このテントを選んだ理由
私がこのテントを選んだ理由は拡張性の高さ、そしてメンテナンスがしやすいという点で選びました。
アライテントエアライズ2は山岳用テントということもあり、非常にしっかりとした剛性と、壊れたときのリペアパーツが充実しています。実際に私は強風の中無理にテントを建てようとして、ポールを折ってしまったことがありました。しかし、好日山荘さんでリペアのポールを注文させていただくと、500円程度で修理をすることに成功。(修理自体は簡単なので自分でできました。)また拡張性の高さに関しては後述しますが、ノーマルタイプのフライや冬季用のフライなど数種類のフライシートを変えることで色々な場面に対応できる点が、決定打になりました
購入動機
以前からキャンプツーリングを行うに当たって、どんな環境でも使用できる強いテントかつ、収納がコンパクトで軽いテントを探していました。そんな時に出会ったのがこのアライテント(ARAI TENT)エアライズ2でした。
アライテント(ARAI TENT)エアライズ2について
値段、重さ、サイズ感
収納サイズ 30x15cm
重さ
本体 744g
フライシート 371g
冬用外張り 573g
DXフライシート507g
ポール 396g
Dxフライ用ポール149g
(すべて実測値です。)
サイズ感 収納サイズは9リットルのサドルバックに収まり、着替えを入れる余裕があるくらいのイメ
ージです。
本体の収納約38センチ程度。ここにDXフライシートと純正フライシートは圧縮すれば収納は可能です。
全体的な収納サイズのイメージです。ポールは約45センチです。
見た目
私が購入したモデルはフライシートが緑のモデルです。深い緑のフライシートは自然に溶け込み、見た目も美しいです。
DXフライシートは黄色というよりは山吹色といった感じです。付属のフライシートより全室が多くとれる分、荷物や靴を外に置くことができます。結果的にテント内の荷物を外に置くことで広く使え、簡単な調理もすることができます。
使用歴
2021年2月より1年半程度
自転車×エアライズ2
自転車旅とエアライズ2は非常に親和性が高いと感じます。山岳用ということもあり大概の雨ならフライシートの耐水圧でカバーができます。(→今後耐水圧実験もしてみようと思います。)
また、収納もフライシートと本体で分けて収納できるため、荷物を分散できるという点も評価が高いです。
自立式のため建てる場所を選ぶこともなく、風にも強く設営も5分とかかりません。非常に設営しやすいです。
収納
収納サイズは30×15cmと少し大きく感じますが、フライシートを別で収納できるという点とダブルウォールということを考えればコンパクトな方だと思います。ULを追求するのであればシングルウォールのテントの方がコンパクトですが、それならツェルトで十分だなと思います。
雨天時
山岳用テントということもあり、高い耐水圧を持っているお陰で雨の日に苦労した記憶もないです。DXフライシートがあればテントので外で着替えることができるため、テント内も汚れないで済みます。
冬用外張りを使った冬キャンプ
冬用外張りについては別記事で詳細に考察しようと思います。
冬用外張りを使用するには使ってみた感覚として-5℃以下に落ちるような環境でないと難しいと思いました。公式の説明にも記載されていますがある程度の低温の環境下でなければ快適性よりも結露が勝ってしまうと思います。
実際の使用感としては耐風性が非常に高く、熱を逃さない構造になっていると思いました。また、入り口の青いカバーは調理や行き来をする上では非常に便利だと感じています。
DXフライシート
DXフライシートは高額ではありますが、非常に有用だと思います。雨の日に外で着替えができたり、荷物を外に置くことができたりと、宿泊のクオリティが向上します。問題があるとすれば前室の部分を固定するのにペグを打たないといけないため、固い地面やコンクリートの上での使用には向かないという点です。私は大抵、石などの重しをおいて固定します。
また、入り口が縦にあるタイプなので前室がいかに大きいとはいえ、自転車は前室の中には入らないです。前室に保管するとなるとパーゴワークスのNINJA TENTのような横型の前室があるタイプを選びたいですね。
DXフライシートを使用するとポールが一本付属し、前室の天井を逆U字になるように使用します。このポールがほかの方も指摘しているように、非常に負荷がかかっていると感じるので、折れてしまう心配があります。
修理やリペアパーツ
修理やリペアパーツが手に入りやすいのもこのテントを選んだ理由となります。ポールが折れた場合も一本単位で好日山荘で注文できます。約500円位だったと思います。修理も紐を解いて結ぶだけなので簡単です。
エアライズ2×風景写真
私がこのテントを選んだ最大の理由がDXフライシートを使用したときに内側から見える景色の良さです。下記の写真は春先の本栖湖、洪庵キャンプ場で撮影したものになります。このテントを購入してからテントを建てる向きもしっかりと考えるようになりました。
まとめ
値段は少し高額であると思いますが、山岳用テントとして刻んできた歴史に裏付けられるしっかりとした機能を持つテントです。世界を旅するチャリダーが選択することが多いというのも頷けます。収納もダブルウォールにしては小さく、拡張性が高いのでどこでもすぐに休息をとることができます。リペアがしやすいという点でも非常に素晴らしいテントだと感じています。
評価
評価
値段
(購入価格 合計約8万円 に対して)
総合満足度
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